ウェブブラウザを選ぶとき、知っておきたい5つの基本

ウェブブラウザの例

こんにちは! Vivaldi TeamのTakaakiです!

5/13から始まる Vivaldi Japan tour 2018 では、いろんな方にお会いする予定があります。多くの人に、ブラウザを選ぶことについて知っていただきたいなと思うので、この記事では基本中の基本「ブラウザって何?」ってところからご紹介していきます。

ブラウザ、ってなんでしょう。コンピュータやスマホに最初から入っているものもありますね。Windows 10の「Edge」、iPhoneやMacBookの「Safari」などがその一例です。

私たちがノルウェーで開発しているVivaldiもブラウザのひとつ。2015年に発表された、まだまだ新顔のブラウザです。Windows、Mac、Linux版を提供しています。無料です。モバイルについては、Android版を開発中です(公開まではもうしばらくお時間かかります)!

ユーザーコミュニティーと共にブラウザを育てていくことをモットーとし、多機能性・カスタマイズ性・プライバシー保護を重視しています。

Vivaldiは、こんな見た目のブラウザです。

アルクをVivaldiのサイドバーに追加し、1画面で英語を学習(画像の記事はこちら)

ブラウザとは、インターネット上のウェブサイトを見るためのアプリなのです。

「いつも使っているPCやスマホに入っているブラウザでインターネットを使えてるし、それで特に問題ない」という方も多いですよね。

だけれど、私たち以外にもたくさんの会社がブラウザを開発しています。なぜでしょうか。

それは、わたしたち一人ひとりがみんな違うから。お絵かきをするにも、文章を書くにもいろんなアプリがあります。どんな絵/文章を作りたいかによってアプリを選んだり、使い分けたりしますよね。ウェブブラウザも同じです。ネットへの付き合い方や、使い方などいろんなこだわりを持って「ウェブブラウザを選ぶ」人たちがいます。

というわけで前段が長くなりましたが、ブラウザを選ぶときに知っておきたいことを5個のポイントにまとめてみました。ご覧ください!

注)日本で利用者の多いChrome, Internet Explorer (IE), Firefox, Safari, Edge, Opera, Sleipnir, Vivaldiの2018年5月3日時点の最新版をWindows 10(Safari除く)とMacOS 10.13.4(IE, Edge除く)で動作確認の上、記載致しました。

ブラウザを選ぶときに知っておきたい 5個のポイント

1. 動作がサクサクであること

サクサクってなんでしょう。ひとつは、ウェブサイトの表示速度が思い浮かびますね。ですが、実際のところ、最近のブラウザであれば、どれもウェブサイトの表示速度は「速い」です。ほとんどの人にとって体感的には、大差ありません。

読み込み速度をさらに速くするには、ページを表示するために読み込む情報量を削減する方法があります。広告ブロックやデータセーバーによる転送量の圧縮など、多くのブラウザで拡張機能を利用することで実現できます。

そして、サクサクのポイントはもうひとつあります。それは、キーボードショートカットやマウスジェスチャーなどを使って、快適に素早く操作できるということ。

よく使うサイトの検索エンジンにニックネーム(*1)をつけて、アドレスバーから素早く検索できる機能も便利です。例えば、YouTubeに「yt」という名前をつけると、「yt Star Wars」とアドレスバーに入力すれば、YouTubeでスターウォーズ関連の動画が検索できます。

*1 2018年5月現在、Firefox、Opera、Vivaldiが提供する機能。追加したい検索ボックスで右クリックすると、名前をつけて追加するメニューが選択できます。「名前」は、FirefoxとOperaでは「キーワード」、Vivaldiでは「ニックネーム」と呼ばれてます。

2. そのブラウザで動作確認できているウェブサイトの多さ

多くのウェブサイトやウェブアプリケーションは、すべてのブラウザで問題なく利用できます。

ですが、一部の社内専用の業務アプリケーションや、動画サイトやオンラインゲームなど機能豊富なサービスでは、「推奨ブラウザ」として開発側で動作確認ができている、いくつかのブラウザのみが挙げられている場合がありますね。

政府統計オンライン調査総合窓口より。推奨ブラウザが記載されている。

「自分が合うブラウザを見つけたけど、自分が使いたいウェブサイトの推奨ブラウザになっていない」という場合、サービス運営者に自分の「推しブラウザ」を公認してもらうよう要望を送ったり、そのブラウザが十分メジャーになるまで、シェアの大きいブラウザとの二刀流も良いかと思います。

あるサービスを使うときのみこちらのブラウザ、他はこちらのブラウザといった使い分けが便利なこともあります。例えば仕事と、プライベートなど、環境を分離したいこともありますよね。

3. 日本語が問題なく使えること

ブラウザはアメリカ、ノルウェー、中国、ロシアなど、様々な国で作られています。

今回検証したブラウザは、日本語で問題なく利用できます。

Sleipnirは、今回検証したブラウザたちの中で唯一の日本製。日本語を含む文字を美しく表示することに長けていますね。

Windows用Sleipnir 6のフォント設定

4. カスタマイズ性・多機能性

シェアの大きいブラウザは、シンプル(*2)なデザインですね。多くの人にとって、迷わず使いやすいように、そうなっているのかもしれません。

ですが、ほとんどのブラウザで見た目や使い勝手をカスタマイズできます。いまこの記事を読んでいるブラウザの設定画面を開いてみてください。どんなことができそうですか?

不要な機能を非表示にしたり、カラーやテーマを変えたり、自分の要求に合うオプションがあるか否かという視点でブラウザを見比べてみてください。

ちなみに、Vivaldiはカスタマイズ性・多機能をとても重視しています。開発している私たちが、こだわりたい人たちだから。朝と夕方で外観を変えたり、ウェブサイトを縦書きで表示するなど、他のブラウザにないオプション項目があります。

私のVivaldiは毎時間、色を変えるようにしています。ネタに近いですが、意外と便利。

今回検証したブラウザの中では、Vivaldiのみ同期機能(*3)を搭載していません。現在最優先で開発中です(2018年5月現在、先行お試し版にてご提供中です)!

*2 シンプルなデザインのブラウザ含め、デスクトップブラウザの多くは、広告を非表示にするものなど、機能を追加することができます。足りないと感じる機能がある場合は、各ブラウザの拡張機能(「アドオン」と呼ばれる場合もあります)を調べてみると、見つかることがあります。Chrome、Sleipnir(Windows版のみ)、Vivaldiは、原則同じ拡張機能が使用できます。こちらから拡張機能を検索、インストールできます。Chrome ウェブストア

*3 複数の端末上のブラウザの閲覧履歴や、ブックマーク、ログイン情報などを端末間で共有する機能です。Syncとも呼ばれます。

5. プライバシーの守りやすさ

個人情報を不正利用して問題になったFacebookショックや、ヨーロッパのGDPR(一般データ保護規則)に代表される規制強化により、多数のオンラインサービスでプライバシーポリシーや設定が見直されています。

プライバシーについての設定は、すべてのブラウザに設けられています。何をどこまで変えられるかは、ブラウザごとに異なります。

検索した内容がブラウザ開発会社に送信されているか、トラッキング(ウェブサイトの利用者の行動を記録・追跡すること)防止機能はついているか、今一度確認の上、ご自身の納得のいく設定でブラウジングしてくださいね。

Firefoxのプライベートモードには、トラッキング防止機能あり。

Vivaldiでは、全てのネットユーザーのため、オンラインセキュリティーやプライバシー保護のついての情報提供を行なっています。「そもそもプライバシーって?」という疑問をお持ちの方にも、お答えしています。以下の記事が参考になれば幸いです。

第一回 Webブラウザにおけるセキュリティの基礎:入門編

第二回 共用型ネットワーク、追跡、フィンガープリント

第三回 あなたのブラウザー、アンチウィルス他のネットワーク傍受型ソフトウェア

第四回 Vivaldiのウェブサイトのパーミッションとサードパーティ製のサービスについて

第五回 VPN、プロキシ、そしてプライバシー

また、Vivaldiでは全体ユーザー数や地域別のユーザー数を把握するためのデータ収集は、個人を特定できないようにした上で行なっています。

詳細はこちら: Vivaldiブラウザのプライバシーポリシー(英語)

いろんなブラウザを試してみよう

今回ご紹介したのは、自分に合うブラウザを選ぶための基本的なポイントです。今回登場した視点以外にも、それぞれのブラウザの歴史、ウェブサイトの表示方法、ビジネルモデル、開発チームの規模など、比較の軸はたくさんあります。

まずは様々なブラウザをインストール、設定を自分好みに変えてしばらく使い、自分にあったものを見つけるのが良いと思います。

Vivaldiは、ホームページよりダウンロード可能です。ぜひ、お試しください!

要望お待ちしております!

Vivaldiでは、ひとりひとりが自分にあったブラウジングができるよう、新機能の開発に日々取り組んでいます。

「自分の欲しい機能を提供しているブラウザがない!」

「Vivaldiを使いたいけど、この機能がないのがネック!」

という方、ぜひご要望をお聞かせください!

日本語フォーラムでお待ちしております。

おまけ:Vivaldiアンバサダー募集中!

Vivaldiは、正直なところ、まだまだマイナーなブラウザです。

そこで、Japan tour開始と共に、Vivaldiを広めてくださる方を「Vivaldiアンバサダー」として募集いたします。

下記のページよりメールアドレスをご登録いただいた方に、Vivaldiの最新情報や、Vivaldiを周囲に広める際に便利な情報を日本語でお送りします!

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ツアー中、私と直接お会いできるアンバサダーの方には、特別なプレゼントをご用意しています!

お楽しみに!

Vivaldi
Takaaki


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ちなみに、表記として「ブラウザ」と「ブラウザー」があり、どちらの表記で名乗るは、ブラウザー側のルール次第です。Vivaldiでは、「ブラウザー」としています。本記事はVivaldiユーザーでない方に読んでいただく記事であるため、より一般的に使われる「ブラウザ」で記載いたしました。

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