タイトルで速攻ネタバレさせた上で、あえて読んでもらうことに挑戦!どうも、Takaakiです。
アイスランド出張物語は、居酒屋で語り合っているような口調で書きたいと思います。
お楽しみください!
この前、アイスランド出張行ってきてん。(2017年10月22日〜11月1日)
もちろん仕事で行ったんやけど、せっかくアイスランド行ったのに、仕事だけするっていうのもアレやん。
2010年2月に観光でアイスランドに行ったことあるんけどな、その時はオーロラ見られへんかってん。
結局、人生でオーロラ見たこと、一回もなかってん。やから、今回の出張は、オーロラめっちゃ期待して行ったわ。
結果見られたし、写真もごっついのが撮れたんやけど、そこに至るまでが奇跡やった笑
- 写真の撮り方覚えた。
23日(月)。レイキャヴィークのVivaldiオフィスで仕事を終えてから、暗くなるまで散策しようと思って、繁華街のほうに向かって適当に歩いててん。そしたら、小ぢんまりした「オーロラセンター」っていう建物があって、オーロラをテーマにした展示があったり、お土産売ってたりしてて、「おもしろそうやな。せっかくやし、行ってみよう」と思って入ってん。そこで、オーロラの写真は基本的にISO800、F値3.5、シャッタースピード20秒を基準にして撮るのが良いって書いてあって、「へえ、そうやったんや!」ってすごい記憶に残ってん。 - 町でジェーンに会った。
繁華街行って、「7年前もこの建物あったな〜」とか感慨にふけって歩いてたら、同僚のジェーン(ほんまはエストニア語で「ヤネ」っていう名前やねんけど、英語で話すときは英語風に「ジェーン」って呼んでほしいねんて)に会うてん。今自分がマネージャーやってるプロジェクトの、キーパーソンの一人。会社への行きと帰りが半分くらい同じ道ということもあって、Vivaldi Teamの中では、一番よく話す人かな。「暗くなったら、オーロラの写真撮るつもりやねん」って言うので、それなら一緒に行こうや、ということになってん。 - ジェーンがオーロラを見つけた。
歩きながらの会話で、さっき覚えたオーロラ撮影法をジェーンに伝授した。繁華街の明かりから逃れなあかんから、中心部から少し離れた宿泊先に向かって歩いてたら、すっかり暗くなった。空は半分くらい、雲に覆われてた。電源の入ってないスクリーンみたいな黒色の画面の半分が、指紋の汚れみたいな灰色で、まだら模様になってる感じ。「ああ、曇ってるなあ」と思ってたら、ジェーンが、「あれ、オーロラちゃうかな」と言って、周りの雲より黒に近い色をした部分を指してん。「え、オーロラってこんな感じで見えることもあるん。めっちゃ黒いやん。ナショナルジオグラフィックみたいな緑色のやつちゃうやん。どうやろ、カメラやったら映るかな」って言いながら、カメラセッティングして、オーロラセンターで学んだ撮影法を試してみてん。20秒撮影させて、そのあと10秒くらい自動加工処理する時間を待って、出来上がった写真を見て、ふたりでびっくり!
オーロラ映ってた!ついに見られた!ジェーンも人生初やったようで、大興奮。オーロラの撮影法を伝えたのと、オーロラを探知してもらったので、貸し借りゼロ?(若干借りのほうが大きい気がするけど。)
24日(火)。風はもっと強かったけど、前の日より晴れたし、オーロラ予報も前の日より強く出てた。絶対チャンスやって言って、ジェーンと共に、今度はより暗いスポットへ。
強風で三脚倒れてカメラが若干ダメージを負いながらも、本当に行ってよかったと思ってる。今回は、あの指紋みたいな灰色が、時々緑色のカーテンに姿を変えて、空で踊っていた。ただただ、美しい。宇宙のスケール、この星を巡る神秘、自分のちっぽけさに、言葉を失った。
オーロラは常に姿を変える。一つ一つ瞬間が、その場限りの景色。いや、何でもそうやけど。
この体に入りきる感動を全部抱えて、大満足。
すっかりオーロラの魔法にかかって、24日(水)も儀式のようにオーロラ鑑賞・撮影へ出かけたわ。この日ジェーンは疲れてすぐ帰ったので、基本的に一人で、取り憑かれたように暗がりへ。
3日連続でオーロラ。我が生涯に一片の悔い無し。個人的に、ヴァチカンでミケランジェロの「最後の審判」を見てから、人間の作品への感動は山頂に達した気分で、それ以来自然の方へ意図的に目を向けてたけど、もうこちらも山頂まで来てしまった気がする。(ヴァチカンへの旅から、1年ちょいしか経ってない笑)
まだまだ続く!
Takaaki
「宇宙に輝くエメラルド」って何かの歌の歌詞みたいてめっちゃ綺麗ですやん!
オーロラの写真iso上げても荒れてへんのはシャッター速度長いからですねカメラ固定しないと安物のコンデジじゃ綺麗に取れなさそうなのがよく分かりましたわ。
今度オーロラ捕まえるときは動画も上げてほしいっすね。
takaaki’s blogやインスタで先に写真は見てましたんやけど詳細な背景が知れて良かったですわ。おおきに!
動画難しそうですね!(機材もお高いのが求められそうな)
もし機会があれば挑戦してみましょう。
読んでもうておおきに!